京都は静か>それが和の音空間を生み出している>粋舩/SUISEN
和の音空間デザインの特徴は
和の音空間の特徴はやはり静けさなどがとても関係していると思いました。二度ほど京都に来たことがあるマレーシアの建築家さんと話していたんですけれど、『京都は大きい街なのにとても静かだ!!』と京都の感想を教えてくれました。最初にこの感想が出ると言うことはやはり音環境がとても独特で、強く記憶に残っているのだと思います。
京都サウンズ/Kyoto soundsは地元の人にとっては当たり前のこと!?
けれどもその静けさは、京都に生まれ住んでいると当然のことなので特に意識はしないです。けれども他の街に行ったり海外に行くとその違いを肌で感じるようになります。これは固有の地域文化の差、と言うことも出来ますが、そこで終わらせずにその良さを京都サウンズとして、デザインし直して楽しむことができるのではないかなと思います。
古典から現代までお茶が好き
人類はお茶がとても好きです。お茶といっても日本茶、紅茶、抹茶、烏龍茶、マテ茶、ハーブティーととても種類が多いです。そしてコーヒーも好きですね。その建築家の方はプロモーションでシンガポールにティーハウスを作られています。その空間はお茶と香りを楽しむ空間なのですけれども、興味深いことに音がたくさんなっているような空間ではなく、音の少ない空間と、そのようなイメージを受ける建築物を作られていました。
話が飛んだように感じるかもしれませんけれども、音、と言うものはそれ以外の感覚を楽しむ時に実はとても重要な要素として存在しています。その肌で感じる感覚というようなこともこれから取り入れて行きたいですね。